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“伝わらない”を超えて、言葉を探す旅に出よう

「うまく伝わらない」「誤解を生んでしまった」。誰しも、そんなもどかしさを経験したことがあるのではないでしょうか。すれ違いや誤解が生む恐怖や軋轢は、古来から個人のみならず、国家間でもしばし争いの種となってきました。

「メディア」という言葉はラテン語の「Medium」に由来し、「間にあるもの・媒介するもの」という意味を持ちます。それは新聞やテレビ、インターネットなどだけではなく、会話、手紙、身振り手振り、音、道具、場所、空気——。人と人とを媒介するすべてのものを指します。

それならば、人と人とのあいだに存在する「メディア」をうまく設計することで、その関係性をより良い方向へ変化させうる“仕掛け”として機能させることができないだろうか。相手を知ろうとすることや、自分を伝えることで、その関係性や感情は、徐々に変化しうるのではないか。

そんな願いから、人と人とをつなぐメディアのあり方を研究し、設計する会社MEDIAHOLICを立ち上げました。私たちは人の間にある媒体のあり方を研究し、人々が抱えるコミュニケーションの難題に挑みたいと考えています。

私自身、「伝える」ことを職業とする中で、「伝わらない」もどかしさや歯痒さを抱えてきました。新聞、テレビ、ラジオ、WEBメディア、VR動画……あらゆるメディア業界に身を置き、様々な表現に挑戦してきた自らの経験を活かして、ともに悩みながら新しい「伝え方」をデザインしていきたいと考えています。

「伝わらない」を乗り越えて、一緒に言葉を探す旅に出ませんか。

合同会社MEDIAHOLIC
代表・安藤歩美

安藤歩美

東京大学公共政策大学院修了後、産経新聞記者として宮城県に赴任し、東日本大震災の被災地域を取材。独立後Yahoo!ニュースへの全国ニュース解説記事執筆を経て、2016年に東北で独自のニュースサイト「TOHOKU360」を立ち上げ代表・編集長に。日本初のVR動画ニュースサイトとして、また「住民参加型」のニュース制作の新たなしくみとして注目された。

以降、NHKのラジオ番組パーソナリティー、NHKニュース番組のナビゲーター、仙台大学専任講師、日経新聞のPodcast番組「ヤング日経」編集デスク等を歴任。

地元の千葉県、東京、東北を中心に報道、企業や団体などの複数のメディアの立ち上げや編集支援に関わっている。